ストーリー
◆プロローグ
それはそれは遠いむかし、マナの女神の生まれるずっと以前の話。
どことも知れぬはるかな次元にて、ひとりの大魔女が世界を闇におとしいれた。
魔女の名は「アニス」――。
魔女は樹の守り人によって討ち滅ぼされたが、その闇と呪いは、
あまたの次元をつらぬいて、あらゆる世界にふりそそいだという・・・。
そしてまた、べつの伝説は語る。
かつて世界がまだ暗黒に閉ざされていた頃、マナの女神は世界を滅びに導くという、
災厄の化身である神獣をマナの剣によって打ち倒し、これを八つの要石に封じた。
闇は去り、かくして世界の創造はなされた、と。
そののちに女神は、一本の年ふりた大樹の姿を変えた。
人知れぬはるかな聖域で、マナの樹とその剣は、いまも世界を見守り続けているという。
それから、どれだけの歳月が流れただろう。
世界は、つかの間の、のどかなまどろみに包まれていた。
今、おそるべき闇のとばりが世界を降りようとしている。
南海の小島の、古き王国ペダン・・・。
その冷たく鋭い魔の爪が、穏やかな世界の眠りを引き裂こうとしていた――。
◆物語のはじまり
「聖剣伝説3」で登場し、滅んだ都として最後まで
詳細は描かれなかった「いにしえの都ペダン」の
大いなる野望と、滅びの謎を紐解く物語。
主人公はペダンの一兵士として、獣人王国ビースト
キングダムへの偵察部隊に参加する。
しかし、次々に起こる不穏な出来事により、
このミッション自体が主人公達を抹殺しようとする、
ペダン王国の策略であったことが判明。
ペダン王国に隠された恐るべき秘密と渦巻く陰謀のい数々…。
主人公達は、母国ペダンに叛旗をひるがえす事になる――。